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Showing posts from January, 2007

ルーシー・リー展バスツアー お礼

■第 5 回 hus-1O ツアー報告 うつわに宿るものルーシー・リ ー展 +  静岡県立美術館・ポー ラ美術館 バスツアー 「バスツアーへのご参加ありがとうございました!」  おかげさまで静岡アートギャラリー、静岡県立美術館、ポーラ美術館の三館へ行くバスツアーは盛況利のうちに無事終了いたしました。今回もツアーの人気は非常に高く、何人もの方をお断りしなくてはならなかったことが残念ですが、ルーシー・リーの人気を再認識した次第です。補助席のスタッフも含めて総勢 47 名のバスツアーとなりました。  当日は朝 8 時に新宿を出発。目立った渋滞もなく、富士山や太平洋を垣間見ながら「ルーシー・リー展」が開催されている静岡アートギャラリーに 10 時 30 分に到着しました。 会場は明るい照明を点しており、日本初公開のルーシー・リーやハンス・コパーの作品の細部もよく観ることができました。作品以外にも、バーナード・リーチやルーシー・リーの手紙、ルーシーやハンスの作品をモティーフにした記念切手、ルーシーのポートレイトや略年譜のパネル、ビデオなども展示・上映されており、初めて「ルーシー・リー展」をご覧になられる方にもルーシーの人柄を知れる機会となっていました。  また、今回は近隣の静岡市立芹沢銈介美術館コレクションのチェスト(スペイン)、コッファー/長櫃(イギリス)、キャンドルスタンド(イギリス)、幾何学文綴織敷物(西南アジア)、敷物(中東トルコ)にルーシーの陶磁器を置いて、これまでと一味違ったルーシー・リーの作品の魅力に出会えることができました。 次に訪れたのは、静岡アートギャラリーからバスで 15 分の静岡県立美術館です。ここではお弁当やレストランなどで昼食をとり、「第 18 回富嶽ビエンナーレ」や「収蔵品展日本画・浮世絵の魅力」、屋外彫刻、そしてロダン館のロダンやその前後の時代の彫刻を観て回りました。  ロダンの有名な作品の「考える人」も素晴らしい彫刻でしたが、その「考える人」が作品の一部となっている「地獄の門」は高さが 6.2m あり、その迫力と 180 体以上もの人物像からなる彫刻に圧倒されました。 最後に訪れたのは、箱根にあるポーラ美術館です。企画展の「ドガ , ダリ , シャガールのバレエ」の他にビュッフェの作品、 19 世紀から 20 世紀の西洋

公募 『桜の郷陶芸展』 開催要項

北区陶芸会ポスト10周年 公募 『 桜の郷陶芸展 』 開催要項 2007年4月4日(水) - 4月8日(日) 10:00 - 18:00 (最終日は15:00まで) 北とぴあ・地下展示ホール 北区陶芸会設立10周年を記念する陶芸展が上記日程で開催されます。それにともない出品者の募集を以下の通り行っています。 *【公募作品】/ 陶芸作品全般(自作にて未発表のもの)作品の大きさは1展又は1組が巾60cm以内・奥行40cm以内                *【出品料】/ 2点(2組)まで4,000円 *【申し込み】/ 平成19年1月末日まで に申込書をプリントアウトし、必要事項を記入のうえ(作品題名は搬入時でも可) 北区陶芸会事務局へお申し込みください。 *審査員による審査・選出・賞与があります。 *その他詳細については下記をご覧下さい。 北区陶芸会ポスト10周年 公募 『桜の郷陶芸展』 開催要項 東京都北区は、1903年(明治36年)陶芸家としては初 の文化勲章受章者の板谷波山が北区田端に工房を築き作陶の研究に打ち込んだ土地です。 それからおよそ100年後に始まった北区陶芸展は今年で10年を迎え、北区内の公募から全国の公募となりました。重要文化財を生み出した土地での公募展に参加してみてはいかがでしょうか。

富本憲吉 明治生まれの世代の凄味

「生誕120年 富本憲吉展」 2007年1月4日(木) - 3月11日(日) 10:00 - 18:00 (入館は閉館の30分前まで) 世田谷美術館1階 企画展示室  「明治、大正、昭和」の陶芸を目の当たりにする 富本憲吉は、1886年、奈良県安堵村に生れ、2006年が生誕120年にあたります。 今 回の展覧会では、大和時代、東京時代前期の楽焼・土焼・染付・白磁から、東京時代後期、京都時代の色絵・金銀彩まで、全時代の代表作をそろえるとともに、 留学先のロンドンでのスケッチや絵手紙、自刻自摺の木版画や装幀本といった多彩な資料など約250点で富本憲吉の全容に迫ります。 色絵金彩羊歯模様大飾壺 1960年 京都国立近代美術館 撮影:小西晴美 観覧料: 一般1,000(800)円、大高生・65歳以上700(560)円、中小生400(320)円 ( )内は20名以上の団体料金、障害者割引あり 休館日: 毎週月曜日(ただし1月8日(月)、2月12日(月・祝)は開館、1月9日(火)、2月13日(火)は休館)

柳宗理 実用性から日常性へ

「柳宗理-生活のなかのデザイン-」 2007年1月19日(金) - 3月4日(日) 10:00 - 17:00 (金曜日は10:00 - 20:00入館はそれぞれ閉館30分前まで) 東京国立近代美術館 ギャラリー4 (2階) 左: 《バタフライ・スツール》 1969年頃 東京国立近代美術館蔵 右: 《ポット、クリーマー、シュガー、コーヒーカップ&ソーサー》 1990年 個人蔵 工業製品の美しさをたどって 柳宗理(1915- ) は、フリーランスのデザイナーとしていち早く活動を始め、日本のインダストリアル・デザインの確立と発展にもっとも重要な足跡を記 したデザイナーです。 今回の展覧会では、1950年代から60年代にかけて戦後のインダストリアル・デザインを先駆的に開拓した柳宗理デザインの確立を明らかにし、そして国内外で現代性が再認識されている優れたデザインを紹介します。 観覧料: 一般420(210)円、大学生130(70)円、高校生70(40)円 中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料 *それぞれ入館の際、学生証、障害者手帳などをご提示ください *(  )内は20名以上の団体料金、消費税込 *「所蔵作品展」の料金も含みます ★無料観覧日 2月4日(日)・3月4日(日) *「都路華香展」と工芸館は有料です 休館日: 月曜日 (2月12日(月)は開館、翌日休館)

土から生まれるもの≒根源的なもの

「土から生まれるもの:コレクションがむすぶ生命と大地」 2007年1月13日(土) - 3月25日(日) 11:00 - 19:00 (金曜日・土曜日は11:00-20:00/いずれも最終入場は閉館の30分前まで) 東京オペラシティアートギャラリー 左: 小川待子 《Na 2 O・ZnO・Al 2 O 3 ・SiO 2 ・B 2 O 3 》 MDS|G 2004 photo: Yasuaki Yoshinaga 下: ニルス・ウド 《子ども、刈り込んだ柳の木、干し草、シダの葉、泥/フランス、スカルプ=エスコー地方自然公園、マルシェンヌの森》 イルフォクローム 1994 courtesy: the artist (参考図 版) 「生命、地球、大地、人間、表現、美術、存在」 地球の誕生以来エネルギーを蓄え、生命を支え育む大地。美術表現の中にも 私たちはその内なる力を感じることができます。それらは「人間とは何か」という根源的な問いを投げかけ、時に私たちの存在そのものを映し出してくれるのではないでしょうか。 インスタレーション、陶芸、絵画、工芸、写真などによる大地にまつわる多様な表現を通して、我々をとりまく生命のあり方に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。 入場料: 一般800円(600円)、大学・高校生600円(450円)、中学・小学生400円(300円) *同時開催「proje ct N28 冨倉崇嗣」の入場料を含みます。 *( )内は15名以上の団体料金 *その他割引(半額):閉館1時間前以降の入場、65歳以上、Arts友の会会員 *土・日および祝日 は中学・小学生無料。 *割引の併用および払い戻しはできません。 休館日: 月曜日(ただし2月12日(月は開館、2月11日(日)は全館休館日、2月13日(火))

標本は語る。

「東京大学コレクションXIX Systema Naturae」 2005年11月26日(土) - 2007年4月中旬 10:00 - 17:00 (入館は16:30まで) 東京大学総合研究博物館 272年前のスウェーデンの博物学者リンネの提唱から リンネは1735年にSystema naturae『自然の体系』を著し、自然物を鉱物界・植物界・動物界の3界に区分することを提唱し、それぞれについての分類の大綱を示し、自然界に存在するあらゆるものを「種」を基準に秩序立て分類することに成功した。 現在、地球上には植物だけで25万種、昆虫は75万種以上もあると推定されているが、正確な数もわかっていない。 本展は、未だ全貌の現れない「自然の体系」の解明に向け収集された標本から、「自然の体系」も今日像を紹介するものである。 入場料: 無料 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌日)臨時休館あり

CHAMBER of CURIOSITIES 東京大学と現代広告写真家の出会い

「CHAMBER of CURIOSITIES」 2006年11月3日(金) - 2007年1月28日(日) 10:00 - 17:00 (入場は16:30まで) 東京大学総合研究博物館 東京大学コレクション-写真家 上田義彦のマニエリスム博物誌 現代広告写真界の第一人者上田義彦氏の精緻なフォトイメージは、作家性を強く主張していて、主観性を排したメカニックな記録写真資料とは異なり独特の奥行きと柔らかさに包まれています。 東京大学の由緒正しい学術標本を真正面から見据えたこの偏愛的博物誌は、「フォトアート&サイエンス」の協働作業の成果として、世界的に見ても例のないものと言えます。 また展覧会開催にあたりデザイン哲学者の原研哉氏が協力しています。 入場料: 無料 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌日)および12月26日(火)-1月5日(金)、1月20日(土)、1月21日(日)

TAMBA STYLE 伝統と実験から見られるものとは何か

「伝統と実験-TAMBA STYLE」 2007年1月20日(土) - 3月4日(日) 10:00 - 19:00 (入館は閉館時間の30分前まで) 兵庫陶芸美術館 -伝統の丹波焼×陶芸家・鯉江良二の丹波焼。「丹波焼とは何か」を問う- 平安時代から生産し続けいる丹波焼。その発掘調査の成果や民俗学の研究をふまえて、丹波本来の姿である日常のやきものを取り上げ、丹波焼と人々のくらしのかかわりをたどります。 また、今回“アーティスト・イン・タンバ”の第一弾として、常滑の鯉江良二氏が丹波の土と窯等で制作した作品が紹介されます。 平安時代から続く伝統と現地主義の作家、それぞれのTAMBA STYLEを通して、丹波焼とは何かを探ってゆきます。 観覧料: 一般800円(700円)、大高生600円(500円)、中小生400円(300円) * ( )内は前売および20名以上の団体割引料金。 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌日)2月12日(月)は開館、2月13日(火)は休館  

直島スタンダード2 今の時代を生きることを考えるためにも必要なこと

「直島スタンダード2」 2006年10月7日(土)-12月24日(日)/2007年2月24日(土)-4月15日(日) 10:00 - 17:00 香川県直島および直島諸島 場所に身を置き、関わること 5年ぶりとなる直島での大型企画展。1998年の「家 プロ ジェクト」、2001年の「THE STANDARD」につづき、瀬戸内海の直島の人々の暮らしや歴史と深く 関わる作品がつくられる。 また、今回の展覧会にあわせて直島 では数十年来行われることのな かった稲作を始め、人と土地の歴 史、 大地というものをもう一度考える 機会となってい る。 参加アーティスト 上原三千代/大竹伸朗/小沢剛/川俣正/ 草間彌生/ 妹島和世+西沢立衛/SANAA/デイヴィッド・シルヴィアン/杉本博司/須田悦弘/千住博/ 三宅信太郎/宮本隆司 鑑賞料金: 2,000円(学生証提示の場合1,500円)、12歳以下無料 * 連続する2日間有効 * 「きんざ」を除く家プロジェクトの鑑賞料金含む * 同展チケットの提示により、ベネッセハウスミュージアム鑑賞料金が50%割引 休み: 月曜日(ただし、10月9日(月)は開催、10月10日(火)休み) 関連サイト ベネッセアートサイド直島