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Showing posts from May, 2017

ドライクレイ(粉末粘土)の使い方説明しています

二重のビニール袋に入ったドライクレイ2キロ 最初に: ドライクレイ(粉末)粘土はまだ日本で十分知られていないようですが、粘土を粉状で使用することにはとても大きな利点があります。 顔料やナイロンファイバーなど、必要な原料を添加する時、粘土が粉状であれば楽に税量同士を混合することができます。例えば白粘土で作った作品に黒土(例えばB3ブラウンをスリップにして)の泥粧を施し、掻き落とし技法で模様を掘れば素地の白い模様ができあがります。 顔料メイゾンステイン 1 カラークレイを作る 粉状の粘土に顔料を加えます、色によって、 ドライクレイの重量比3〜5%、または8〜10% ほどの顔料を加える。加える量は、テストして 色の濃さを調整してください。 両方が粉末のため簡単に均一に混ぜることができます。 ドライクレイのビニール袋の口を開けて必要量の顔料を 加えてビニールの口を閉じる。粉が外に出ないよう袋の 口を閉じてよく混ぜる。 2 ナイロンファイバーを混ぜて収縮強度を高め、粘土の重量を軽くする ナイロンファイバーをよく手でほぐし、たんぽぽの種 ナイロンファイバー ほどにふんわりと広げてドライクレイに混ぜる。 この時も粉が飛ばないよう、ビニールの口をしっかり閉じてから混ぜます。 3 泥粧(スリップ)を作る 白の化粧泥、黒の化粧泥など、加える水の量を調整することで、生の粘土から泥を作るより簡単に均一の泥粧を作ることができます。下の「ドライクレイに水を加える」を参考に、水は目的にあった量を加える。 ハンス・コパーやルーシー・リーは、黒土に白泥粧、また 白土に黒化粧泥を塗って模様を掻き落としした作品を多く残した (トニー・バークス著「ハンス・コパー」より) ドライクレイに水を加える: ヒュース・テンではドライクレイ(粉末)を二重のビニール袋に入れ、内側のビニールは超厚手のものを使っているので、そのまま粘土を作ることができます。 まず外側のビニールの口を開き、内側の厚手ビニールの口を開けます。そこにそのまま水を加えますが目安はドライクレイの重量の28%です。2キロのドライクレイが入っていますので、およそ560グラムの水をコップに取り、少しずつ加えていきます。粉が飛ば

田嶋悦子個展 6/10より大谷記念美術館です

大谷記念美術館のちらしより 陶とガラスを素材にした独自なフォルムと技法の作品を展開する、田嶋悦子氏の個展『Etsuko Tashima Records of Clay and Glass 』が、6月10日-7月30日、西宮市大谷記念美術館で開催されます。 田嶋悦子は時代を代表する美術家として大阪芸術大学工芸学科陶芸専攻に在学中からその生命感あふれる作品群で注目されました。 初期の、カラフルな色彩を施した巨大な作品のインスタレーションから、白の作品群へ、そしてパートドベールのガラスと陶を合わせた作品へと展開する作品は、常に注目を集めてきました。 また、田嶋を含む25名の女性陶芸家から86点が出品された2007年の『魅せられる・・・今注目される日本の陶芸展』(サポートチームによるHPはhttp://www.modern-ceramic-art.com) 国内の3美術館を巡回した後フランスのセーブル美術館を経てアメリカの10美術館を巡回しましたが、もっとも注目を集めた作品の一つが田嶋氏のガラスと陶の作品でした。 6月24日、7月29日は作家によるアーティストトークがあります。

嬉野から野村淳二作陶展 6.25文房堂ギャラリーで開催されます

嬉野の初夏の風が御茶ノ水にやってきます。 恒例の「風ン谷淳窯 作陶展」は6月25日から 文房堂ギャラリーで。 野村先生はご自身の作品について、また陶芸に ついての技法や釉薬粘土、なんにでも答えてくださいます。 いつも新しい発見と驚きがある展覧会です。

うつわドラマチック展6/11まで開催中です

滋賀県陶芸の森美術館で開催中、写真は同展ちらしより ルーシー・リーのうつわも出品されています

加藤清之展今日から和光で開催です

国際的に第一線で活躍されている陶芸家加藤清之氏の個展。1950年代後半から現在に至る100点余が展示されます。古代の遺跡を連想させる赤土の渇いた表情を持つ作品から、精巧な機械や部品を思わせ彫り込まれたメタリックな作品。彫り込まれ、何層にも重ねられ、いずれも古代のそして近現代の建築が朽ち果てていく姿を見るようです。美しく朽ちていく姿(独断と偏見ですsora)。

三崎哲郎陶展6月5日より柿傳にて開催されます

独自の糸抜き技法を極めた作品を発表してこられた、三崎哲郎氏の5年ぶりの個展開催です。新宿駅となりのビルにある柿傳ギャラリーで6月5日(月)-11日(日)まで開催されます。 洗練されたフォルム、気品のある色彩、繊細でありながらお人柄を思わせる暖かな表情のうつわたち。作家は期間中在廊されます。みなさまそろってご展覧ください。