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Showing posts from January, 2012

日本製電気窯の修理

暮れも押し迫ったある日、 「ヒュース・テンのホームページに、どんな窯でも直せると出ていますが日本の窯でも 大丈夫ですか?」 と電話がかかった。 「見せていただいた上で必要な部品が手に入れば修理できます」 と答えると、 「もう車に積んであるので持って行きたい」 とのこと。 やってきたのは「窯わん」という窯で、作っていた会社がもう製造を止めてしまったので困っている、ということだった。 技術がお預かりしてその日のうちに点検。 リレーに行くケーブルの接続に問題がありそれが原因で弛みが生じていたことがわかる。部品の交換の必要も無く直すことができた。ただ、ねじをひとつ間違えると窯を支えている両側の壁から、窯本体がドスンと下に落ちかねない構造とわかって驚いた。 2、3日して引き取りにやってこられた窯のオーナーの方とお話をすると、実にユニークな陶芸教室を計画されている。興味をそそられて、 この欄で紹介させていただきたいと思った。 「ヒュース・テンのブログで紹介させていただいて良いでしょうか」 と伺うと 「いいですよ、僕も ブログ でもうヒュース・テンに窯を持って来た事を書いてあります」 とおっしゃる。 最初、窯を車に乗せて出張陶芸教室を計画しておられるとのことだったので、窯を移動させるのは窯にとって望ましくないと心配していたが、今は焼成はご自宅でと考えておられるという。 けれどそのアイディアといい、問い合わせの電話があってすぐに窯もやって来たこと、「陶芸屋台」構想(!)、複数の拠点、陶芸にかける情熱、どれをとっても熱い気持ちが伝わってきます。しかもそれをがむしゃらでなく、涼しい顔をして、楽しみながら進めておられる!! ホームページを拝見すると、伺ったお話よりさらにいろんな情報がつまっていた。お父様は実はうちの昔からのお客様である陶芸家だった! 都内23区は2輪で出張教室。しかも、近接する都道府県への出張費は10キロあたり100円とある。これでは交通費も出ないではないか!フットワーク軽くどこへでも「自由に!身近に!手軽に!」陶芸を楽しんでもらう為に、という意気に感激。ヒュース・テンでも多いに応援させていただこうと思う。 お友達同士やイベントなどで陶芸を楽しみたい方、お教室も何カ所か準備されておられるのでお近くの教室

「荒木高子展ー心の深淵に迫るー」開催中です

兵庫陶芸美術館で荒木高子の回顧展が開かれています。1月28日、館長の乾由明氏による記念講演会「荒木高子の人と芸術」があります。荒木高子はもろく崩れ逝く聖書をテーマに高い精神性を持つ作品を作り続け、海外でも高い評価を受けています。

hus-10のブログは動的ビューです

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、ヒュース・テンのブログは動的ビューになっています。左上のバーの7種類の方法で閲覧できます。いろいろ選んでご自分にとって見やすい方法でご覧ください。それぞれに特色がありますが、お勧めはSidebar, Flipcard, Timeslide。 Sidebar(サイドバー)は左にタイトルとサムネイルの写真がついているので読みたい記事を選び易くなっています。 Flipcard(フリップカード)は写真と記事の一部がまるでサンプルボードのように表示されます。またFlipcardが選ばれていると、その下にRecent, Date, Label, Authorと4種類のソートが出来ます。Labelでは展覧会情報とその他の記事を分けて表示してくれます。またDateを選ぶと、掲載日別の写真が表示されます。 またTimeslide(タイムスライド)は右側にタイトルが時系列に。左に写真が掲載されています。 下記は Bloggerのホームページ に掲載されている7種類の動的ビューの説明です。お好みのビューでお楽しみください。 Classic : 従来のテンプレートを今風にアレンジしました Flipcard : 写真をページにタイル状に表示します Magazine : すっきりと洗練された編集スタイルのレイアウトです Mosaic : 画像やテキストをさまざまなサイズでモザイク状に表示します Sidebar : メールの受信トレイのような表示で、閲覧ページをすばやくスクロール、表示できます Snapshot : 投稿をボードにピンで留めたようにインタラクティブに表示します Timeslide : 投稿を時系列に沿って縦に表示します

東京陶房でエレメント交換しました

八王子にある陶芸教室、 東京陶房 におじゃました。還元用ガス窯、大型電気窯、そしてエクセルキルンを備えた大型陶芸教室だ。いつも主幹のN氏がエレメント交換をされるが、今回は事情があってヒューステンの作業となった。 広々とした空間で生徒さんは作陶に没頭している。先生はこれまたご自分の何か調べ物をしておられる。ゆったりとした静かな時間が流れている。ここでは生徒さんが自分の作りたいものを自由に作り、先生は必要な時にいつもそこにいてくれる、という存在に感じられる。 いくつもの陶芸教室に伺うが、この陶芸教室は「原則として作品の大きさ制限がない」数少ないお教室だ。極端に言えば窯に入れば良いということらしい。とはいっても、ひとつで窯がいっぱいになってしまうような作品を焼成するのは大変な労力と思うのだが、、、。 入るときには気がつかなかったが、帰りに見ると入り口の脇に大きな彫刻が置いてある。先生の作品なのだろうと思ったが聞きそびれました。