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金沢→滑川市→糸魚川市の旅 2

滑川市の滝工房を出て糸魚川の青海町に向かいました。北陸道のトンネルをいくつか抜け、通い慣れた青海町へ。
糸魚川インターを降りたところ、明星セメント糸魚川工場が目印
青海町芸術文化活動の一環として設置された陶芸教室「青陶会」は青海小学校の中に立派な工房を持っています。人間国宝 清水卯一氏の愛弟子であった陶芸家 金井正氏(1951-2010) が指導を務められたので、会員の皆さんは高い技術を持っておられます。今年も市のコンペでは15名の会員のうち、5名も入賞者を出しています。



金井先生が亡くなって7年になりますが、青陶会の皆さんとは立ち上げの頃からのお付き合いなので、もう20年以上になります。もう皆さん手馴れたもので機械のメンテもしてくださいます、また新しい方も入ってこられて和気藹々と制作を続けておられます。良き仲間たち、といった感じで、私たちもおじゃますると心から楽しませていただいています。

今回の目的は金井先生のお墓まいりでしたが、会員の皆さんも一部集まってくださり、お菓子とお茶をいただいてから一緒に墓参もおつきあいくださいました。

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左からコーン5、6、7で焼成したもの 同じ色の、焼成温度による発色に違い 同じ色の、焼成温度による発色に違い アメリカで人気のマット釉です! ご要望の高かったマット釉についてテストを重ね、 取り扱いを開始しました。 お客様からは「さっそく私の工房でもテストしました、 焼成条件や塗り方でいろいろな表情を楽しめる」との コメントがいくつか寄せられました。 「使いやすい」「サテンのような鈍い輝き」「こういう 釉薬を探していました」などの感想をいただいています。 焼成温度によって発色の変化する色もあり、全くのマット から鈍い光を帯びるものまで、様々な表情を見せる釉です。 SWマット釉全13色について 推奨焼成温度は オートンコーン 5 - 6  酸化焼成ですが、 還元でも、コーン10まででも使うことができます。発色や 表情は焼成条件や粘土等によって異なります。また色に よってもそれぞれ結果は異なりますのでテストの上ご使用 ください。 上のサンプルは半磁土にマット釉薬を筆で3度塗りして コーン5、6、7で焼成したものです。コーン6のテスト ピースは、生の粘土に(乾いてから)直接筆塗りして 焼成しています。粘土によく馴染み、一体化しています。 また口縁は茶色味がでて味のある表情です。 SW002マットクリアー/ ミルキーホワイト 純粋な透明釉の概念とは異なります。 乳濁剤が含まれる ため、他の色と混色して色を和らげる、淡い色調を実現する、 など様々に楽しむことができます。 また、半磁土に単色で使用すると、それは美しく深い、 わずかにグレーを帯びた趣のある白になります。まるで 磨く前の大理石のようです。 コーン5でその名の通りミルキーホワイト。コーン6で 焼成すると上記の、石のような深いマットの表情です。 薄く塗ると乳濁が消えわずかに光沢がでます。また、 釉薬や下絵具の顔料と反応して色が変わる場合があります。 * マット釉のご購入はこちら→

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ウィーン工房1903-1932 10.8 - 12.20