アマコ社の下絵具クレヨンは、独特の優しい表情を生み出し、器やオブジェの絵を楽しまれる方に大きな人気があります。その持ち味を生かした作品をご紹介しましょう。
写真左はAmaco 社のアーティストによる制作。木の輪郭、葉、草、枝がクレヨンで描かれ、柔らかい雰囲気の壺が出来上がりました。
上の作品はコーヒーカップ2点、小皿とも埼玉県さいたま市の稲垣美穂さんの作品。
小皿は赤のSC釉の上に白のクレヨンで線模様を描いています。クレヨンは下絵具なので、透明釉をかけないとマットですが、焼成のカロリーが高いからか、クレヨンの白い線は下に塗られたSC釉にきれいに溶け込んで光沢が出ています。
稲垣さん一言インタビュー
「陶芸は独学です、釉薬も大西政太郎さんの著書を読んで自分で作っています。普段は越前の土を使って還元焼成しますが、SC釉やクレヨンを使うときは磁土で10時間ほど、約1230度の酸化焼成をします」
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