前回カタログを準備中と書きましたが、内容について補足します。 皆様にとって一番関心をもたれるのが価格と思いますが、これは ほとんどの商品が据え置きです。卸値が上がっているのに何故 ヒュース・テンがそのままなのか、については次の理由があります。 第一に政府や金融機関がなんと発表しようと私たちの実生活で 景気が回復しているという実感がないからです。そういう状況のなか でも陶芸を続けて欲しい。粘土をいじる楽しみを広げていただきたい、 と願っています。ですから仕入れ値が極端に変わった2,3品目を 除いて変更はありません。 何故それが可能なのか、、。それはお客様の数が毎年大きく増えて いるからです。ヒュース・テンで取り扱っている商品は薄利多売と いった種類のものではありませんが、それでもお客様が増え、 購入数が増えていることで価格を上げずにすみます。もちろん為替が 変わるなど、カタログに記載はしていてもやむを得ない改正が年度の 途中でも起こりえますが、それでも今のまま続けられる努力をして いきたいと思っています。 ヒュース・テンを始めた頃、いくつか大手の会社からこちらで 取り扱っているアメリカの商品を仕入れたいという問いあわせが ありました。担当の方が見えて話を伺うと、驚くことに○○割の掛け率 で売って欲しい、とおっしゃるのです。うち一社だけでもそんな利益率は ありませんよ、と申し上げて仕入れ価格や輸入税、アメリカからの送料 などご説明すると、「そんな低い価格設定をしていると営業の社員など 雇えないでしょう、営業にメンテさせるのが普通なのだからそんなのでは メンテも難しいでしょう」と驚かれました。こちらはこちらでそんなに 中間業者が利益を取るのだ、、、と驚きました。 今になれば日本の商取引の構図が理解できます。幾十にも業者が入り、 それぞれが共存していかれるような仕組みになっていることで成り立って きた良い面もあるかもしれません。また大きな組織になってそれを維持 するためには当然その費用も莫大なものになるのでしょう。 また、最初の頃、特に関西のお客様にはまず「いくらにして くれますか?」と聞かれました。「値引きしないんじゃ大阪では 商売できないよ」とも言われました。最近ではこういうことはあまり ありませ...
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