左からコーン5、6、7で焼成したもの |
同じ色の、焼成温度による発色に違い |
同じ色の、焼成温度による発色に違い |
ご要望の高かったマット釉についてテストを重ね、
取り扱いを開始しました。
お客様からは「さっそく私の工房でもテストしました、
焼成条件や塗り方でいろいろな表情を楽しめる」との
コメントがいくつか寄せられました。
「使いやすい」「サテンのような鈍い輝き」「こういう
釉薬を探していました」などの感想をいただいています。
焼成温度によって発色の変化する色もあり、全くのマット
から鈍い光を帯びるものまで、様々な表情を見せる釉です。
SWマット釉全13色について
推奨焼成温度はオートンコーン 5 - 6 酸化焼成ですが、
還元でも、コーン10まででも使うことができます。発色や
表情は焼成条件や粘土等によって異なります。また色に
よってもそれぞれ結果は異なりますのでテストの上ご使用
ください。
上のサンプルは半磁土にマット釉薬を筆で3度塗りして
コーン5、6、7で焼成したものです。コーン6のテスト
ピースは、生の粘土に(乾いてから)直接筆塗りして
焼成しています。粘土によく馴染み、一体化しています。
また口縁は茶色味がでて味のある表情です。
SW002マットクリアー/ミルキーホワイト
純粋な透明釉の概念とは異なります。乳濁剤が含まれる
ため、他の色と混色して色を和らげる、淡い色調を実現する、
など様々に楽しむことができます。
また、半磁土に単色で使用すると、それは美しく深い、
わずかにグレーを帯びた趣のある白になります。まるで
磨く前の大理石のようです。
コーン5でその名の通りミルキーホワイト。コーン6で
焼成すると上記の、石のような深いマットの表情です。
薄く塗ると乳濁が消えわずかに光沢がでます。また、
釉薬や下絵具の顔料と反応して色が変わる場合があります。
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