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釉薬テスト・不思議な模様ができました!

ベルベット下絵具V389の上にホワイトペブル

低温特殊釉 ホワイトペブル

左:V389+ホワイトペブル 右:ホワイトペブルのみ


今まで扱っていた釉薬を異なる使い方をしてみました。その結果とても不思議な模様が生まれました。釉薬と下絵具の相性や収縮率の違い、原料の組み合わせなど、様々な要因があるのだと思います。綺麗で不思議、謎の現象、でも規則性があり、ある種繰り返すことが可能だと示唆しているように思えます。

粘土:テスト用に仕入れたアメリカの低温焼成用白粘土
焼成:コーン番号05で高速焼成
窯:ベビーキルン
施釉:素焼きタイルに下絵具V389を塗った。その上に、アプリケータに入れたホワイトペブルを丸く落として行く。
焼成後:ベルベットの上に落としたホワイトペブルが、その場所だけベルベットをめくったように収縮して三角の魅力的な模様を作った。まるで食虫植物の花のようだ。





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二重のビニール袋に入ったドライクレイ2キロ 最初に: ドライクレイ(粉末)粘土はまだ日本で十分知られていないようですが、粘土を粉状で使用することにはとても大きな利点があります。 顔料やナイロンファイバーなど、必要な原料を添加する時、粘土が粉状であれば楽に税量同士を混合することができます。例えば白粘土で作った作品に黒土(例えばB3ブラウンをスリップにして)の泥粧を施し、掻き落とし技法で模様を掘れば素地の白い模様ができあがります。 顔料メイゾンステイン 1 カラークレイを作る 粉状の粘土に顔料を加えます、色によって、 ドライクレイの重量比3〜5%、または8〜10% ほどの顔料を加える。加える量は、テストして 色の濃さを調整してください。 両方が粉末のため簡単に均一に混ぜることができます。 ドライクレイのビニール袋の口を開けて必要量の顔料を 加えてビニールの口を閉じる。粉が外に出ないよう袋の 口を閉じてよく混ぜる。 2 ナイロンファイバーを混ぜて収縮強度を高め、粘土の重量を軽くする ナイロンファイバーをよく手でほぐし、たんぽぽの種 ナイロンファイバー ほどにふんわりと広げてドライクレイに混ぜる。 この時も粉が飛ばないよう、ビニールの口をしっかり閉じてから混ぜます。 3 泥粧(スリップ)を作る 白の化粧泥、黒の化粧泥など、加える水の量を調整することで、生の粘土から泥を作るより簡単に均一の泥粧を作ることができます。下の「ドライクレイに水を加える」を参考に、水は目的にあった量を加える。 ハンス・コパーやルーシー・リーは、黒土に白泥粧、また 白土に黒化粧泥を塗って模様を掻き落としした作品を多く残した (トニー・バークス著「ハンス・コパー」より) ドライクレイに水を加える: ヒュース・テンではドライクレイ(粉末)を二重のビニール袋に入れ、内側のビニールは超厚手のものを使っているので、そのまま粘土を作ることができます。 まず外側のビニールの口を開き、内側の厚手ビニールの口を開けます。そこにそのまま水を加えますが目安はドライクレイの重量の28%です。2キロのドライクレイが入っていますので、およそ560グラムの水をコップに取り、少しずつ加えていきます。粉が飛ば...

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