東京の吉祥寺に工房を構える陶芸家・岳中爽果さんからヒュース・テンの設立20周年おめでとうございます、というお便りと共にうれしいプレゼントをいただいた。
事務所の誰もが忘れていたのだが、ヒュース・テンの設立は1992年のことだ。間借りしている「ヒュース・テン」という名前のマンションに小屋を建てかけさせてもらい、小さな工房兼陶芸機材輸入業としてスタートした。会社の名前もビルの名前そのものから取っている。それが今年12月で丸20年になる!
それに気がついてくださるとは。しかもお祝いを頂くなんて身に余る光栄だ。いつも窯のメンテナンスに伺う時、すばらしい器たちだなあ、と思っていた。それらの掻き落としのおちょこととっくりのセット。
うれしくてみんなで並べて写真を撮り、作品も飾ってある。近いうちにお酒で乾杯をしなくては!手の中にすっぽり包み込める大きさ、軽やかさ。ルーシー・リーを思わせる気品のある優しさだ。
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